つわりで入院10日間!それでも入院して良かった理由

妊活

第一子も第二子もつわりがかなりきつかったのですが、第二子のつわりはケトン体の数値が悪くなってしまい即刻入院しないといけなくなってしまいました。

辛いつわりで日々時間が過ぎるのを待っているあなた!
もしかしたら、入院することで状況が少し良くなるかもしれません!

今回は、第二子のつわりで私が入院して良かったことをお伝えしていきます。

無理に飲んだり食べたりしなくて良い

家にいる時は、何も口にしたくなくても生きるために何か頑張って飲んだり食べたりしないといけませんでした。

しかし、入院してしまうと無理に飲んだり食べたりしなくても点滴を24時間付けてもらえるので、気持ち悪さが悪化せず寝ていられるというのがすごく大きかったです。

ただでさえ、ずっと気持ち悪いのに何かを口にすると余計に気持ち悪さが増して嘔吐というのを繰り返していたので、「また何か食べなきゃ」「また何か飲まなきゃ」と考えなくて済むだけでも精神的にとても楽になりました。

落ちていく点滴を見ながら、私の最低限の栄養はこれで足りている!と思うだけでとても幸せな気持ちになったのを覚えています。

安静にできる

家にいると「洗い物をしなきゃ」「上の子に呼ばれたから行かなきゃ」となかなか安静にできないことが多いと思います。

しかし、入院してしまうと「こんなに寝てていいの?」と思うくらいやることがないため身体をゆっくり休められます。

点滴のおかげで飲食からも解放された上、トイレ以外は家事も育児も何もせずただ寝ているだけでいいというのがどれだけありがたかったか…

私はよだれづわりもあったので、出てきたよだれを吐き出さないと気持ち悪くなってしまっていたのですが、それも看護師さんが何も言わずに片付けてくださっていて涙が出ました。

いい意味で退院後に回復している自信を持てないと退院させてもらえない

入院したのはいいですが、次に考えるのはいつ退院できるかということだと思います。

入院した当初は長くても2〜3日で退院できるだろうと考えていましたが、実際には10日目にやっと退院することができました。

入院翌日に点滴なしでしっかり水分と食事を取れるようになるまでは退院できないと言われ、早くて1週間、長ければ2週間は退院できないと言われました。

そして、24時間点滴をしている間は特に何も飲食しなくても大丈夫だが、食べれそう、飲めそうとなってきたら徐々に自分で飲食するように言われました。

食べれるもの、飲めるものが増えてきたら点滴を減らしていくと言われたのですが、1回でも吐いてしまうとまた振り出しに戻って点滴を増やす方向になってしまうと聞き、慎重に少しずつ食べていました。

経過としては、
点滴24時間で気持ち悪くならず過ごす

一口から水分を摂ってみる(飲めそうなものであれば何でもOK)

1日に何mL飲めたか記録し1日で500mL分くらい飲めるようになったら点滴を1本減らす(点滴1本が約500mLであるため)

食べられそうなものがあったら食べながら1日に摂れた水分量を記録

点滴0本である程度自分が食べられそうなものを見つけることができ、退院しても大丈夫と自信が持てるようになったら退院準備
という流れでした。

毎朝先生が病室に来てくれ、診察をしてくださるのですが
大事なのは急いで退院することではなくて、退院しても大丈夫だ!と自信を持てるまでここでゆっくりすること
だと言われました。

その理由は、退院したら今のようにゆっくり過ごせる時間が減り、ただでさえ身体に負担がかかる。

そこで、やっぱりまだ気持ち悪いな、辛いなとなって食べられなくなり、体調が悪化してまた入院することになると、精神的なダメージが大きくなる。

退院してもまた入院になってしまった…また家族に迷惑をかけてしまう…となって辛くなってしまうことがとても多い。

だからこそ、今ゆっくり休んで絶対に家に帰っても大丈夫だ!と自信が持てるまでは病院にいることが家族にとっても私にとってもとても大事だと教えてもらいました。

実際に、10日間の入院を経て自信を持って帰ることができ、夫からも「これだけ良くなるなら早く入院しておけば良かったね」と言ってもらえました。

まとめ

元々は、私も第一子もいるし全く入院するつもりはありませんでした。

しかし、食べれそうと思って頑張って食べてもすぐに吐いてしまう現実。

何とか頑張って食べたのに…という絶望感を感じながらそれでも少しでもお腹に入ればきっと少しは栄養を吸収しているだろうと信じて頑張って食べては吐くを繰り返す絶望的な日々。

第一子の時は、辛ければ自分さえ寝て休んでいれば良かったのですが(それでも辛かったですが)、第二子の時は第一子がいるので寝てばかりもいられないのが本当に辛かったです。

夏場だったこともあり、「ママ見て〜」と可愛く駆け寄ってきてくれた息子の匂いでも嘔吐をしてしまっていたので息子にも本当に可哀想な思いをさせてしまったなぁと思います。

それでも、第二子も自分が望んで授かったのだからどんなに辛くても、何とか家にいてできることをすることが一番大切だと思い頑張っていましたが、入院をきっかけにそれが必ずしも正解ではなかったということを学びました。

つわりでずっと気持ち悪い日が続くと、気持ちも落ち込むし前向きになれないことが多いと思います。

1分1秒が長く感じられ、とにかく1日が早く終わることを願うしかない毎日。

つわりが1秒でも早く終わることを願って日々頑張って過ごしている方がいたら、一度入院して今の辛い状況を変えるという手もあるかもしれません!

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