ずり這い期間が長かった息子の、待ちに待った公園デビュー!
やっと靴にも慣れてきたので公園デビューをしたのですが、想像していた公園デビューと現実が違い過ぎて愕然としたのでそのエピソードをご紹介していきます。
遊具で遊ばない
一番衝撃を受けたのが、これ!
「公園に着いたから滑り台する?」と聞いても全く滑り台に興味を示さない息子。
半ば強制的に滑り台に登らせ、一緒に滑ってみるも全然楽しくなさそう…
滑り台が好きじゃないならブランコか!
ブランコに移動して膝に乗せてゆらゆら〜
しかし、これも全くハマらず真顔…
むしろ、降りたがっているではないか…
そうかそうか、それじゃあ揺れるお馬さんかしら?(スプリング遊具というようです)
お馬さんにまたがり、「なんだこれは!?」と少し興味を示す息子。
「ついにハマる遊具を見つけたか!?」とウキウキも束の間、「あっちー」と息子が指差す方向には…
何もない…
何もないのだ…
ゆらゆらするお馬さんから下ろして息子に自由を与えると…
息子が向かった先にあったのは…
な、な、なんと、、葉っぱ。
葉っぱを指差していたのね!
何もないと思っていたけど、確かに葉っぱはたくさんあるね…
葉っぱを1枚拾ってはじっくり観察して、次の葉っぱ。
これを恐ろしいことに1時間くらいやるんです。
「え、ちょっと待って…思っていた公園遊びと違いすぎるのですが…」
一緒に走り回ったり、ブランコをしたり、滑り台をして過ごすものだと信じて疑わなかった私には衝撃すぎる遊び方でした。
砂場に誘っても、シーソーに誘っても、結局息子の興味があるのは落ちている葉っぱと枝。そして石。
私にはわからない楽しさがあるのか、せっせと葉っぱを拾っては投げて。
新しい葉っぱを見つけてはじっくり観察して。
そんな息子を横でじっと見守るだけの私。
一緒に遊びたいんだけどな…という気持ちはあるものの、熱中している葉っぱ遊びの邪魔をすると怒るので見守るしかありませんでした。
こんなにたくさん素敵な遊具があるのに、それよりも魅力的な葉っぱの存在。
もう少し大きくなってお話しができるようになったら、その魅力について語ってもらいたいと思いました。
触ってほしくないところしか触らない
前の日に雨が降っていたりすると、遊具のわずかな窪みに水が溜まっているんですよね。
そのわずかな水分を見つけてそこに指を突っ込んで泥水を手につける。
そして、その泥水を公園の砂で拭く。(余計にどろんこになる)
決して綺麗だとは思えない雨水を探して走り回り、見つけるとそこでバシャバシャ〜と思い切り手を擦り付けて遊ぶ。
「ヒェ〜〜」の一言です。
他にも、落ちているガムの包み紙。
落ちているタバコの吸い殻。
水道の蛇口。ゆらゆら揺れるお馬さんの遊具のゆらゆらするバネの部分。
ハトのフン。ベンチの釘。シーソーの座る部分が割れたところ。
それは触らなくていいでしょ!と思うものばかりを触る息子に驚きました。
公園には大人から見ると、それは触るものじゃないでしょ!と思うものがこんなにもたくさんあるのか…としみじみ思いました。
砂場で遊んでいないのに、公園に着いて数秒で泥だらけになってしまう手。
それを白い服で拭かれてしまった日には発狂ものです。
水道が好きすぎる
公園に着くとすぐに手が泥だらけになってしまうので、水道に手を洗いに行くのですがこれがまた厄介なんです!
水道、好きすぎ問題。
一度手を洗うと、「もう一回!」と言われ続け、水道から離れなくなります。
水道の水が流れていく部分って大体、あみあみの溝があると思うのですがこれがまた大好きなんです。
ここに落ちている石をなんとか拾おうとしてみたり、あみあみに手を擦り付けて遊んでみたり、何が入っているのか覗き込んでみたり…
もう多少手が汚れていても水道から離れられなくなるから汚いままで帰ろう!と思うくらい、水道を目にすると水道から離れません。
狭い公園だと、水道を見つけたら水道の周りで1時間半遊んで帰るなんていうこともザラです。
うちの子だけ特殊なのかな?と心配になっていましたが、買い物で公園の前を通ると同じくらいの子が水道でずっと遊んでいるのを見かけて安心したのを覚えています。
何がそんなに魅力的なのかはわかりませんが、とにかく水道が大好き過ぎる。
新しい公園に行くと、まずは水道の場所を把握し、いかにそこに近寄らせないようにするか考えるようになりました。
まとめ
シャボン玉を持って行ったり、ボールを持って行ったり、色々工夫してみましたが、結局息子が一番楽しそうにしているのは葉っぱ・枝・石集め・水道。
でも、公園で葉っぱ集めに夢中になっている小学生を見たことがないし、今はそういう時期なのかなと割り切って息子の興味のある遊びをしてもらうことにしました。
想像していた公園遊びとはだいぶ違って戸惑うこともありますが、これからも息子との公園遊びを楽しんでいきたいです!